こんにちは。SHOGIN ENGINEERING レコーディングエンジニアの原です。
今回は私のお気に入りプラグインシリーズ第1回ということで、Lindell Audio 254Eをご紹介します。
・Lindell Audioについて
Lindell Audioはスウェーデンで活躍するプロデューサー、トバイアス・リンデル氏が設立したオーディオブランドです。
プラグインの他に、HA、コンプレッサーなどのハードウェアも製作されていて、比較的安価で現代的なサウンドが特徴のブランドです。
このプラグインはPlugin Allianceが販売しており、こちらで購入可能です。
・Lindell 254Eの特徴
このプラグインのオリジナルはNeve 2254というモデルです。
Neve 33609の元になったモデルとのことです。
33609実機と比べると(実機とプラグインの比較はナンセンスですが。笑)、254Eの方が倍音が多く、ガツンと潰した時の粒立ちもしっかり残るような印象があります。
(いつか2254も実機を使ってみたい。)
元はバスコンプですが、トラックにも使ってます。スネアにかけた時の質感ももっちりして良いですし、ボーカルにかけても太さも出て良いです。
オーバーサンプリング機能が付いているのもポイントです。
あとはDSP対応してくれればさらに良いのですが。笑
ボーカルサンプル
スネアサンプル
・まとめ
やっぱりNeveが好き、ということでしょうか。笑
Neveらしいシルキーな倍音付加は魅力ですし、安価で使い易いプラグインだと思います。
今回のサンプルで使用した楽曲のマルチトラックデータを販売中です。
ミックスダウン解説のブログ記事と合わせてぜひどうぞ。
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