こんにちは。レコーディングエンジニアの原です。 前回に続いて、第2回目は収録されているデータについてです。
各記事へのリンクはこちらから↓↓ knit cap マルチトラックデータミックス解説 Link #1 楽曲、ミュージシャン、機材紹介 #2 各素材について #3 メロディーとリズムトラックの音作り
1. 収録トラックリスト
48kHz24bit wav
knitcap_DEMOknitcap_MixMaster_48k24b
●ボーカル
Vox_Select
Harmo1_L
Harmo1_R
Harmo2_L
Harmo2_R
Cho1_L
Cho1_R
Cho2_L
Cho2_R
●ドラム
Kick_In
Kick_Out
Sn_Top
Sn_Bottom
Sn_TriggerT
om_Hi
Tom_Mid
Tom_Floor
Top
HH
RevCyn ●パーカッション Tambourine
Shaker1
Shaker2
●ベース
Bass
●ピアノ
Pf1_L
Pf1_R
Pf2_L
Pf2_R ●オルガン
Org_L
Org_R
●アコースティックギター
AG_Arpeggio
AG_Stroke ●エレキギター
EG_Backing
EG_Solo
●打ち込み
Melotron
Sequence
Sine
Synth1
Synth2 ●SE
Hiss Noise
EG_Rev1
EG_Rev2
EG_Rev3
2. トラック解説
●knitcap_DEMO
今回は曲が出来た段階でのデモ音源も収録しています。 以前にTwitterでアンケートを行った際に、打ち込みデモ音源と実際にレコーディングして仕上げた音源の違いを聴いてみたいという声がありましたので、反映しました。 デモ音源ではギター以外がすべて打ち込みでのトラックとなります。これを各ミュージシャンが聴いて、アレンジしてレコーディングしています。
●knitcap_MixMaster
48k24bミックスダウン済みの2mixです。 これはマスタリング前のミックスマスター音源ですので、自身でミックスダウンを行う際の参考にしてもらったり、マスタリングの練習に使ってもらっても良いかと思います。
●ボーカル系
これらは、ボーカルのmiccoさんが自宅環境で録音した音源となります。
メインボーカルはいくつかのテイクからセレクトしたトラックです。コーラスは各パートともに広げて使用する目的でダブルで録ってます。
ピッチ補正、タイミング補正は行っていません。ノーコンプ、ノーEQです。
●ドラム
ドラマー臼井さんが自宅スタジオにてセルフレコーディングしたデータです。いくつかのテイクをブロックで繋いでいます。
こちらもタイミング補正なし、ノーコンプ、ノーEQです。
Rev_Cynはミックスの際に使用したサンプル、Sn_Triggerもミックスの際に使用したサンプルですので、必要に応じて使ってもらえればと思います。
●パーカッション
こちらも臼井さんのセルフレコーディングです。Shaker1と2は少しニュアンスの違った音色になってます。
●ベース
ベーシスト田中さんによるライン録音です。DIにはRupert Neve Design RNDIを使用。こちらでのタイミング補正などは行っていません。
●ピアノ、オルガン
キーボーディストpatさんによるソフトシンセを使用しての音源です。Pf1と2は、同一の演奏データを別々の音源で鳴らしたものです。本ミックスでは両方の音色を混ぜて使用しました。
●アコースティックギター、エレキギター
ギタリスト坂本さんによるセルフレコーディングです。
アコギはストロークとアルペジオでトラックを分けています。ノーコンプ、ノーEQです。
●打ち込み、SE
坂本さんのアレンジによるパートです。 EG_Revは、ギターの音をリバースさせて作っています。
さて、次回から実際のミックスダウンのやり方などを解説していきます。
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